新海誠監督の最新作、『天気の子』ですが公開前は低評価の嵐でした。
映画公開前に新海誠監督は、賛否が分かれる作品に仕上がったとコメントをされていました。
次に作る映画をどういうものにしようかと。「君の名は。」を批判してきた人たちが見て、より叱られる、批判される映画を作らなければいけないんじゃないかというふうに思いました。
「君の名は。」には、それだけ人を怒らせた何かが映画の中にあったはずで、怒らせるというのは大変なエネルギーですから、何か動かしたはずなんですよね。そこにこそ、きっと自分自身に作家性のようなものがある。
あるいはもっと叱られる映画を作ることで、自分が見えなかった風景が見えるんじゃないかという気もしたんですよね。
「より批判される映画を」という思いから作り上げてきた今回の作品について、新海監督は「賛否が分かれる映画になった」と表現する。(引用:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190718/k10011994941000.html)
しかし、公開後の評価はどうなったのでしょうか。
『天気の子』の評価は高いのか、それとも低いのか。
実際に見た人のレビューと共に評価について見ていきましょう。
『天気の子』の評価は高い?低い?

早速ですが、『天気の子』の評価について見ていきましょう。
参考にするのは映画サイト以下3サイトです。
『映画.COM』、『YAHOO!映画』、『Filmarks』
評価はどれも☆5個で満点です。
映画評価サイト | 評価 |
映画.COM | ☆3.8 |
YAHOO!映画 | ☆3.85 |
Filmarks | ☆3.9 |
平均すると☆3.85ですね。
なかなかの高評価かと思われます。
私も映画館に『天気の子』を見に行きましたが、評価をするとすれば
☆4.0てところでしょうか。
実際に見た人の評価は?
次に、実際に『天気の子』を見た人の評価について見ていきましょう。
また、高評価の感想と、低評価の感想もまとめましたので御覧ください。
因みに私の感想としましては
- 愛について考えさせられる映画だと感じました。
- 大切なあの人にもう一度会う為に必死にもがく主人公が素敵でした。
- 何かと理由をつけて行動をしない大人へのメッセージも描写されていたと思いました。
- その描写はどうなのかなと思う部分もありました。
- また、主人公の設定についてもう少し詳しく知りたいと思いました。
- 君の名は。との繋がりがあることには驚かされました。
映画.COMの評価 ☆3.8

~高評価~
- 今作はメッセージ性も分かりやく非常に素晴らしい作品でした。
- どうしても、もう一度あの人に会いたいと思う主人公の姿が美しかった。
- 映像の美しさ、楽曲、音響効果、ぜひ映画館での鑑賞をお薦めします。
- さすが新海誠さんの映画だけあり、その世界に引き込まれました。
- 3回くらい泣きました。見てよかったです。
~低評価~
- そのシーン必要なのか?と思いました。
- 内容は薄く、個人的にはもう一度見たいとは思わない。
- 物語にとって大事な部分を描き忘れている感じがしました。
- 主人公に好感を持てなかった。
- 描写は大変素晴らしいですが、ストーリーは期待しないほうがいいです。
YAHOO!映画の評価 ☆3.85

~高評価~
- 期待を裏切らない感動もので、君の名はよりも迫力とリアルさがありました。
- 2回目を見ることで、「君の名は。」を超えました。
- あえてRADWIMPSと組むことで、この映画の凄さがわかります。
- 物語の重要な場面での音楽で感動しました。
- 隠し要素があり、楽しめました。
~低評価~
- 常識を考えてしまう大人には面白みに欠ける気がします。
- 映像美は評価出来るが、設定がおかしすぎる。
- 内容が浅く、薄かった。
- ストーリーの流れが前作と似ていた。
- 音楽が多く、ミュージックビデオみたいでした。
Filmarksの評価 ☆3.9

~高評価~
- 初めて新海誠の作品を見ましたが、とても綺麗でした。
- ストーリがわかりやすく、音楽との相乗効果がすごい。
- もう一度あの人に会いたいと必死に思う主人公に感動しました。
- 特に雨の描写、雲の描写が非常に美しかった。
- 雨が少しだけ好きになれました。
~低評価~
- 何を伝えたいのかわからないシーンが多く感じた。
- 背景が最後まで謎のままの部分がありモヤモヤした。
- 登場人物の描写が足りなく、共感を得られなかった。
- 終始広告の描写が多く、気になった。
- 君の名は。を超えることが出来なかった。
まとめ
ここでは、新海誠監督の作品『天気の子』の評価について見ていきました。
評価としては高評価を得られていました。
しかし、賛否が分かれる作品となっており厳しい意見も見られました。
新海誠ワールドが徐々に確立されてきているわけですが、次回作品にも期待が高まりますね!
最後までご覧いただきありがとうございます(^^)
