夏まゆみがSnowMan(スノーマン)を評価する点とは?ブログ「それスノのこと」全文 

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2023年7月6日、ダンスの振付師である夏まゆみさんが逝去された事が報道されました。

夏まゆみさんと言えば、モーニング娘。やAKB48等様々なアーティストに対して振り付け指導をされてきた方として有名です。

以前、テレビ番組「それスノーマンにやらせてください」でダンスバトルをした時、スノーマンが高得点であったことが「スノーマンを贔屓しているんじゃないか」と物議が醸されました。

しかし、夏まゆみさんはプロの視点からスノーマンが素晴らしいと言うことをご自身のブログで説かれていたのです。

この記事でわかる事
  • 夏まゆみが審査でスノーマンを贔屓していない理由
  • 夏まゆみがスノーマンを高評価した点
  • 夏まゆみの「それスノ」に対するブログ全文
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目次

夏まゆみがSnowMan(スノーマン)を評価する点とは?

夏まゆみさんはスノーマンのダンスに対して素晴らしいと評価をされていました。

そして、夏まゆみさんが自身のブログ内で評価されていた点を語られています。

ブログの内容から見るとスノーマンが評価されたポイントは以下の感じでしょうか。

  • 身体づくりと基礎がしっかり出来ている。
  • チームの空気が揃っている。
  • 楽しんで踊っている事が伝わってきた。
  • 抜きが上手い(楽そうに踊って見える)
  • パフォーマンス(小道具等の処理等)が凄い
  • メンバー全員が楽曲と振付けの意図をブレずに同じに解釈している。

因みに夏まゆみさんはブログ内でこの様に書かれています。

私のSnow Manへの評価点は5つ(もあります!)
一つ、洗練された身体作り
一つ、空気の使い方と揃い方

上記2つは確実に“スキル”に入ります。

一つ、悲痛さのかけらもないこの上なく楽しそうなパフォーマンス
一つ、振り付けを確実に自分達のものにしている(これは優秀な振付師があってこそなんだけどね)
一つ、 “抜き” ‼︎

夏まゆみさんのブログにアクセス出来ない方もいらっしゃる様ですので、全文を以下に載せておきます。
(自分が読みやすい様に、多少文字に装飾しています。)

ブログ「それスノ」のこと。全文 

『それスノ』のこと。

投稿日時:2022年9月17日

投稿者 fun-key natsu

たくさん膨らむ感謝の気持ち、まずはこのことからお話しさせてね。

先日は、TBS『それSnow Manにやらせて下さい1時間SP』をご覧頂き、たくさんの嬉しい有り難いご感想をありがとうございました。

いやぁ〜素晴らしい番組でしたね!!

(^.^)…
出演していた私が言うのも変な話ではありますが、いやいやどうして、私たち審査員は撮影当日の出番直前まで出演者には隠されていたので、楽屋(教室)でずぅーっとトイレにもなかなか行けずに(笑)おりました。
ゆえに、出演者達の努力の過程もステージを迎えるまでの様々なドラマも知らされないまま審査に臨んだので、ある意味、冷静に観る、見る、視ることができました。

視聴者の皆さんから聞こえてくる声の中には、色々と質問のようなことも多くありましたので、
どこを見てるのか⁉︎ とか、ダンスって?とか、審査基準は? とか、それ以前にテレビって… などなど、
私の思うこと色々と語ってみようと思っております。

ただ、これからお話しすることは、私にとっても大切なダンスのことです。嘘偽りのない本心でありたいと思っています。
そしてどうしても、ダンス歴42年、ダンス指導歴40年の経験と立場からのお話しにならざるを得ません。多少、上から目線的な発言も含まれるかと思います。その点どうかお許し下さいマセm(_ _)m

ダンス審査番組、ダンスコンテスト、どこでもよく目にする“ダンス日本一”決定戦などなど、40年前のダンスブームとは違い、いよいよ日本でもダンス文化が定着し、それを取り上げる番組も目を見張る程増えてきました。
そんな中、20年以上前から(ここちょっと自己主張・笑)“ダンスは呼吸” と提言し、「一億総ダンサー化計画」を掲げて生きてきた 夏まゆみ にとって、これまでテレビが作るダンスバトル番組としては本当に上位に入る素晴らしい番組だったと思います。

バトルをしながらでも、ダンスの持つ力やダンスの素晴らしさをしっかりと伝えられる作りになっていて、視聴者の多くの方々が感動して観てくれたのではないかなと、本当に出演者の一人として存在できたこともとても嬉しく思います。ありがとうございます。
そこには、少しの忖度も存在せず、それこそ、出来レースのかけらもない番組でした。

ここからいよいよダンスの話と審査の話。

本気って 本当に美しいです
ガムシャラって すごく心に響きます
必死って 見る人に感動を呼び起こします

これらは、何にも勝って人の心を、魂さえも、揺さぶります

この全てを、山村国際チームも芸能人チームもSnow Manチームも、これら3チーム全て持っていました。持っているだけでなくパワーとしてエネルギーとしてその全てを表現してくれました。しかも、チームとしてだけでなく、チームの一人一人、それぞれ9人誰一人欠けることなく本気で、ガムシャラで、必死でした。それを目の当たりにした私達はそりゃぁ、感動するし、涙もあふれる。本当に素晴らしかったもの!

でも、そのパワーや熱量だけで、審査するわけにいきません。だってそしたら3チームとも100点満点ですっ!!
審査基準という規定があります。番組でも流れましたが、ビジュアル(これには表現、表情、衣装までも含まれます)・構成(いわゆるバランスやフォーメーションです)・エンターテイメント(演出やショーマンシップ)・テクニック(まさに、スキル、技術ですね)・スペシャリティ(唯一、審査員個人目線の感情を入れられるポイントです)この5つの規定が存在します。それぞれ20点満点で、5項目で100点満点としていました。

4人の審査員、点数的には多少のバラつきはあるものの、ほぼ90点前後以上で、4人全員がSnow Manチームの得点が一位になっていましたょね。審査員同士相談もしていない、そこには少しの忖度も贔屓もありません。

当然σ(^_^;) 他の審査員は? SAMは何点付けたかな⁉︎(笑)とか気になりつつです。
前述した通り、人の心を揺さぶる熱量はすべてのチームが表現できていたわけですから、観て下さっていた視聴者の皆さんの声もさまざまでした。

では何故、Snow Manチームが他のチームより高得点だったのか・・・
ここからは、私の個人的な意見になりますが、よろしければ、、、

私のSnow Manへの評価点は5つ(もあります!)
一つ、洗練された身体作り
一つ、空気の使い方と揃い方

上記2つは確実に“スキル”に入ります。

一つ、悲痛さのかけらもないこの上なく楽しそうなパフォーマンス
一つ、振り付けを確実に自分達のものにしている(これは優秀な振付師があってこそなんだけどね)
一つ、 “抜き” ‼︎

ひとつひとつ、説明していきますね。

やはり、ダンスというもの、身体作りと基礎が大切ということに尽きてしまうのかな…
学生時代のテストと一緒じゃないかなぁ… 付け焼き刃は最後の最後には効かないってことになります。
ダンスは全身を使いますょね。
日頃からトレーニングを積んでいる肉体=関節の可動域(いわゆる柔軟性等)と筋力(ダンスに必要なしなやかな筋肉ということです)を持ち備えている肉体がリズムに乗って動く様は当然違ってきます。それは残念ながら明らかです。
ダンス経験者ならわかると思うのだけど、「腕は肩からじゃなくて肩甲骨から出てる」とか「脚は付け根からじゃなくてウエストから生えてる」とか「腕じゃなくて脇を使ってー」とかなんですぅ。
たとえば、佐久間くんの動きに注目してください。身体全身を使って踊っています。基礎がしっかりできていると見受けられます。ストリート系の動きで言うと、筋肉の瞬時の収縮と解放(時としてPOPIN’と言う)をうまく使えているのが、岩本くん。この二人に見られるようにSnow Manのメンバーは、ダンスをするための身体づくりができている様に思います。

私、これまで、ジャニーズというと、KinKi Kids(ほぼデビュー前)とV6(がジュニアの頃から)と他ジャニーズJr.のメンバー など約2年間くらいかな⁉︎ 担当していた時期がありました。ダンスにおいて、みんなとても表現力があり個性的でエネルギーも、放つオーラもさすがでした。
同じジャニーズであるSnow Manの今回のダンスを見て驚いたのは、多少の手振り(手の細かい動き)が揃っていなくても空気が揃っているということ。
ダンスシーンにおいてユニゾンはエネルギーを強く前に押し出すときに使うけど、彼らはいわゆるAメロやBメロでそれをやってのけました。

そして、何より、
本当に誰より本人たちが楽しんで踊っているそのさま、姿は、見ている人をシアワセにするものでした。頑張った努力の成果を見せるのではなく、努力を経てこそ自分でその喜びを感じている様子が素敵でした。

あと、もう一つ!それは、、、“抜き” ‼︎
簡単に言うと、“力が抜けている” とでも言いますか… 踊っている方は決してラクしておらずもちろん必死に踊っているのだけど、見ている方はとてもラクそうに踊って見えると言うことになります。よく言葉で説明されるのが、動きにおける「緩急」だったり「メリハリ」、時に「程よく力が抜けている」などと言われますが、これ実はすごくすごく難しいことです。

スキル、テクニック、いわゆる技術というものは、どうしてもおおわざを言ったりしますょね? アクロバティックな動きや、Breakin’ でいうパワームーブのように、体操でいうウルトラCだったり、フィギュアスケートでいうトリプルアクセルだったり、当然バレエやジャズダンスだったら、ピルエットを何回まわれるかとかグランジュッテの高さとかバランスのキープ力とかだったりするンだけど、私はこの“抜き”も相当なスキルを要するものだと思っています。

まさに、これらは、私が審査員を務めるときの観点であり、これまで関わってきたアイドルやアーティストに伝えていることです。

ひゃぁ〜٩( ᐛ )و 長い長い文章になってしまいました。
最後まで読んでくれた人、ありがとう。

コメント欄へはいつも通りコメント下さっても良いですし、今回は、本気でダンスに対するご質問であれば、しっかりとお返事してお答えしていきたいと思っています。

出演者、共演者の皆様、素晴らしいダンスを、そのステージを大切に思うからこその緊張感を持ってステージに向かう姿勢を、ありがとうございます。

番組制作に携わった全てのスタッフの皆様、大変お疲れ様でした。
素晴らしいダンス番組をありがとうございました。

夏 まゆみ

たくさん膨らむ感謝の気持ち、
次はミキティのこと、ハロプロのこと、おしゃべりしていきたいと思います。

引用:夏まゆみブログ

『それスノ』のこと。第2弾

投稿日時:2023年5月4日

投稿者 fun-key natsu

この度も、TBS『それSnow Man にやらせて下さい 初回2時間SP 〜9人ダンス日本一決定戦〜』をご覧頂き、ありがとうございました。

前回、自分の感動をただただ書き綴ったブログを多くの方々が読んで下さってとても嬉しかったのと、今回も待ち望まれている声が届きましたので、皆様のご希望に沿う形になるかどうかわかりませんが、現場での感動を少しでもお伝えできればと思っています。

しかし、、、

またまた‘忖度’とか‘ヤラセ’とか‘出来レース’ とか言っている人たちがいることは、自分的にとても残念に思うけど、、、んーー仕方ないのかなぁ… そうして多くの人の話題になることこそエンターテイメントでもあるワケで・・・

個人的には、自分が思い切り怖い恐い鬼に仕立て上げられ放送されていた25年前のTX『ASAYAN』を見て、この先生は「本当はこんなに怖くないんだっ!」「あれはテレビの演出なんじゃないかなぁ…」って声をあげてくれる人がいたらなぁ・・・と思うょ・笑

失礼しましたm(_ _)m

さてさて、

収録の日はね、あの体育館の外にも中にも、カメラが寄らなくても、そこここに愛と涙がありました。

師弟愛、友情、必死の涙、本気だからこそ溢れ出る涙、悔し涙、感動の涙、、、

その空間にいるだけで、何度も言うけれど本気さと必死度、もうとてつもないピリピリとした緊張感、高まる高揚感、その空気に触れるだけで、肌からヒシヒシと伝わってくる何かが確実にありました。

その上で、あのパフォーマンスを真正面からフィックスで目の当たりにするのですから、それはもう冷静さを保つことがまず第一歩です。だって感動の嵐です。少しわかりづらいと思うけど、これまた目の高さが同じところで審査するってかなりの圧を感じるんです。

誰がこの人たちに点数を付け、順位づけできるでしょうか・・・

審査員である私達は、前回同様、放送で映されていた1ヶ月間の練習期間に何が起きたか、どんな努力が、葛藤が、事件が起きたかを知りません。

それでも、本番前の緊張感の中に何かしら感じ取ることができます。不思議なことに、ものすごく大変だったこと、きっと何か大変なことが起きていたんだということを。

しかし、審査員はその部分で審査をするわけではありません。その場で繰り広げられるたった3〜4分のパフォーマンスで審査をし、即座に分析し、一瞬の間に脳内で繰り返し、渡されたフリップに点数を書き込んでいきます。

私は、テレビをご覧になっている皆さんと同様に、それぞれのパフォーマンスを見て、心が大きく動き、感動し、心が揺さぶられました。涙をこらえなければならなかった…。収録後は泣くのをひたすら我慢したので頭が痛い痛い。

パフォーマンス後すぐに求められるコメントでは、涙を流して「感動しました!すごいです!素晴らしかった〜‼︎」って言いたい。言いたい。(それだと食レポの人が‘おいしい’を連呼しているのと一緒になるのか… とこれを書いていながら今気づきました・笑)だって本当に素晴らしいんだモン‼︎ あの久米田高校チーム、最強芸能人チーム、kirameki⭐︎glitterチーム、Snow Manチーム、全てのチームのパフォーマンスがあまりに素晴らしかった。

これ余談だけど、バカがつく程真面目すぎる私だけの話だと思うのだけどね、前回のダンスバトル以来、友人や知人が次々とSnow Manのファンになって、「誰々格好いいでしょう?」とか「ダンスは誰が上手いですか?やっぱり誰々?」と自分のファンを推してきたり・笑 ・・・結構ね、大変だったんだけど、今回の審査員オファーを頂いてから、Snow Man の動画とか一切見るのを控えたんですょね… 変な先入観入っちゃいけないと思って・・・バカ真面目でしょ⁉︎σ(^_^;)

そうそう!

今回は、番組自体がゴールデン帯進出ということで、番組的にレベルアップ&ブラッシュアップの方向へと熱が入ったのだと理解してます。大切なそれぞれのチームの出演者一人一人の努力をお伝えするべく、1ヶ月の練習シーンに多くの放送時間を費やしていました。その一人一人の頑張り、努力する姿、その取り組む姿勢はやはり多くの人に感動を届けますょね。

ただ今回は、審査員のコメントがことごとくカットされていました…σ(^_^;)

まず、紹介頂くシーンでは、4人の審査員それぞれ「どこに注目するか」「どの点を判断基準にするか」などのコメントを求められ、それぞれ答えました。全部カットされてましたね(゚∀゚

SAMに続いて求められた際、「これだけの強豪チーム、これだけの強者達が揃っているわけですから、審査は相当難しいものになると思いますが、私はですね…タイトルにもありますように “9人ダンス日本一決定戦 ” ということですから、やはり7人でもない10人でもない9人ならではの構成やフォーメーション、そして、見ている人をどれだけ魅了するかなどの一人一人のショーマンシップにも注目していきたいと思います。」と述べました。

大切なので繰り返しておきます。“世代対抗ダンス大会”ではなく、“すごかったでSHOW”でもなく、“なんでもダンスコンテスト”でもなく「9人ダンス日本一決定戦」です。

実際にその点に着目していました。

審査ポイントは前回と同じで、5つ。1項目が20点で合計100点になります。

この審査基準は感動から目を覚させ、一気に現実へと引き戻し、脳内を冷静にしてくれる非常にありがたい基準です。

ビジュアル(表現・表情・衣装)、構成(バランスやフォーメーション)、エンターテイメント(演出やショーマンシップ)、テクニック(スキル・技術)、スペシャリティ(審査員個人目線の感情が入る)

だから、審査員の一人が‘このチーム大好き’、‘このチーム感動したー’ と自分の感性を自由に入れられるのは5つ目のスペシャリティだけなわけで、一人が20点満点をつけても、他に審査ポイントは4つありますから、さすが明確に審査が行なえる世界基準の審査ポイントと言えるのではないでしょうか。

ぜひ皆さんもご自身でポイントつけてみてはいかがでしょう?ご存知の通り、たった1点が大きく響きますからもうそれはそれは慎重にね。

それでは、

パフォーマンスについてお話ししていきます。

今回は、ご覧の通り、舞台セット・衣装・小道具などを駆使した作品が多かったですょね。

展開を繰り広げたり、インパクトを残したり、表現を膨らませるのに用いますが、これなかなかどうして、これらの処理こそ難しいのです。

処理とは、使うのではなく、使いこなす、そして、それをも魅せる、さらには、この小道具たちを自分の身体の一部と捉え命を吹き込む、です。

私がSnow Man のパフォーマンスで感動した一つとして、この処理があります。

あのだだっ広い体育館をうまく利用し、帽子は、斜め下手(しもて)上方に揃って飛ばし、ジャケットは、全ての方向へ放射線状に投げ、ボトムスは(ちょっとミスもあったけど)、一列で真後ろにといった具合に、投げられたそれらの軌跡も置き去りにされた後のそれらも決して醜くなかった。

場所は体育館で舞台袖も一切の照明もないこと、イントロや曲間、衣装チェンジの間もたった1〜2小説でも無駄なく見せるものとして振り付けてあるかどうかも観てみてください。(カメラのカット割り、編集によって全てを見ることができないかもしれないけれど…)

kirameki⭐︎glitterが惜しくも1点差で優勝を逃すという現実。

私のカットされてしまったコメントの中に、「Kids達のパフォーマンスを観て今回はSnow Man 危うしか…とも思いましたが、、、」というパートがありました…

心を鬼にして申し上げますが、子供ということで、気付かぬ内に、知らないうちに、ついうっかりアドバンテージつけて見てはいませんか? “小学生なのに… Kidsでこんなに… ⁉︎子供でここまでやれちゃう…?” 逆にこうは考えられないでしょうか。小学生なのにこんなことできちゃう!?   Snow Manは大人なのに、こんな無垢な美しい表情しちゃう!?とか・・・

私のkirameki⭐︎glitterの技術・スキルポイントは20点の満点をつけました。

私のSnow Manの表現・表情のポイントは20点の満点。

ダンスを踊る人はものすごーく増えて、子供から今ではご高齢者まで老若男女踊ります。

数字で言えばもぉおお1歳から100歳まで。

ダンスのジャンルは、たくさんありますね。大きく分けてジャズ・シアター系、ストリート系、もちろんバレエだってコンテンポラリーだってあるし、ストリート系の中でもHipHopからbreakin’  poppin、 ハウスやロックダンス、、、細かいものも数えていくと多分30〜40種類くらいあるのではないでしょうか。

その中でこの番組の素晴らしいと思えるところは、その審査し得ない程の数あるダンスジャンルの中で、競う内容を狭く限定しているところです。9人ダンスであることは前述しましたが、

(あっ!ちなみに私の振付した9人ダンスで代表的なのは、2001年リリースのモーニング娘。の『ザ☆ピ〜ス!』です(^.^))

使用楽曲も、1、2、4曲めは限定し、3曲目だけ自由選曲ということ。それぞれのチームのパフォーマンスが比較しやすいことは確かですね。

それでは、Snow Man が優勝した私の審査ポイントを。

これは、前回のブログに書いた通りで(一番最後にリンクを貼っておきますね)、さらにその5つに磨きがかかり進化・成長を着実に遂げたといったところでしょうか。

今回もまた語らせてもらう“抜き” ‼︎ですが、よく言葉で説明されるのが、動きにおける「緩急」だったり「メリハリ」。Snow Man はこの緩急の幅がものすごく大きい。ちょっと解剖学的な言い方になっちゃうけど筋肉の収縮と伸長と弛緩が音に合わせて瞬時にコントロールできている。そして、パフォーマンスしている3分程の間、一切のすきが無い。9人それぞれの動き1つ1つ、表情のひとつひとつが全てソフィスティケイトされているのです。

前回同様佐久間くんのダンスジャンルを問わず幅広く踊れるスキルとからだ全身の躍動感には目を見張りますし、今回新たに大きく目にとまったのは宮舘くんでした。大きく派手な主張があるわけではないのに、安定感のあるダンス、丁寧でスマートな踊りでありながらなんとも力強い。ラウールくんのことは、自明之理とでも言いましょうか。そして何より、岩本くんの振り付け。各楽曲ごとにさまざまに展開されていく中で、前述した数多くのダンスジャンルを網羅して無理なく構成し、メンバー全員が楽曲と振付の意図をブレずに同じに解釈している。彼は、今後素晴らしい振付師、さらには、とても良い指導者に成長していくと確信しました。あの本番を前にしてメンバーに語る声がけこそ、指導者たる姿だと思います。

ダンス歴42年、ダンス指導及び振り付け歴40年の経験と立場からのお話しさせて頂きました。上から目線的な発言も多々あったと思います。どうかお許し下さいマセm(_ _)m

最後に何より嬉しかったのは、振付を付けたそれぞれのチームの先生方と踊る踊り手全員がMichael Jacksonをリスペクトしていたこと。。。(^^)

出演者、共演者の皆様、さらに進化した素晴らしいダンスパフォーマンスを、本番のステージに向かう勇気と努力を、ありがとうございます。

番組制作に携わった全てのスタッフの皆様、大変お疲れ様でした。

素晴らしいダンスエンターテイメント番組をありがとうございました。

Snow Man結成11周年おめでとうございます。

夏まゆみ

引用:夏まゆみブログ

最後に

ここでは、夏まゆみさんがスノーマンを評価した点について見ていきました。

ダンスに対して真剣に向き合われている夏まゆみさんの言葉は、ブログの文章からも凄い伝わってきました。

「それスノ」では採点結果に対し視聴者から色々言われていたのですが、本当に忖度等なくプロの目線から審査をされていた事がわかります。

そしてそれ故スノーマンのダンスが本当に凄いんだなと言うこともブログからは伝わってきますよね!

最後までご覧いただきありがとうございます。

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