なかなか耳にする機会がないコルク狩りなのですが、令和になってからも時々耳にすることがあります。
ここでは、コルク狩りの意味とは何か、コルク狩りがなぜ起こるのかについて見ていきます。
- コルク狩りの意味
- コルク狩りはなぜ起こるのか
コルク狩りの意味とは
コルク狩りの意味とは「コルク半と呼ばれるバイクのヘルメットを強奪する」という意味です。
コルク半とは
コルク半とは、緩衝材がコルクで野球帽の様な形状をしたツバ付きヘルメットでのことを指します。
よく新聞配達や郵便局の配達員の方が被られている形状のヘルメットですね!
でも何で狩るのはこのコルク半なのでしょうか。
フルフェイスもカッコいいのに…
コルク狩りはなぜ起こるのか?
現在コルク狩りが起こる理由は3つあります。
- ヤンキー・暴走族の縄張り意識が強い為
- コルク半のヘルメットがヤンキー・暴走族のステータスである為
- コルク半が高額で取引されている為
「え、どういうこと?」
と思われますよね。
ヤンキー・暴走族の縄張り意識が強い為
コルク狩り起こる一つ目の理由は「ヤンキー・暴走族の縄張り意識が強い為」です。
2023年6月28日のコルク狩り事件を例に出すと、
「どこ走ってるのか分かってんのか」
と因縁をつけられ、バイクやコルク半を強奪されていました。
これは自分達が走る領地は自分達だけの物だという独占欲から来た発言だと思われます。
なのでチーム以外の誰かが縄張りに入ることに対し怒りを感じ「もう二度と俺たちの領地で走れなくしてやろう」と言う思いでコルク狩りをしているのだと考えられます。
コルク半はヤンキー・暴走族のステータスである為
コルク半のヘルメットを被るということは、ヤンキー・暴走族のステータスがあると界隈では見なされます。
なぜステータスがあると見なされるのか。
ヘルメット着用の義務
ヘルメット着用義務の歴史を見ると
1965年:ヘルメット着用義務(罰則なし)
1975年:ヘルメット着用義務(罰則あり)
罰則ありとなってから、ヘルメットを絶対に被る必要が出てきました。
どうしてもヘルメットを被らなければいけないのであれば、一番楽なヘルメットをと言うことでコルク半を被り始めたのが恐らく始まりでしょう。
そこからヤンキー・暴走族と言えばコルク半だと言うイメージが強く根付いたのだと思われます。
コルク半を被る理由
ヤンキー・暴走族のイメージだと言う以外にもコルク半を被る理由はあると考えられます。
ヤンキー・暴走族のノーヘル率って多いイメージですよね。
- ヘルメットを被るのが面倒だ
- ヘルメットを被ると髪型が崩れる
- ヘルメットを被ると蒸れて暑い
そして、彼らは集団行動をするのでこんな事を思われていることでしょう。
- 仲間や外敵を常に視認しておきたい
- バイクで走りながら周りと喋りたい
- バイクで走りなが叫んで目立ちたい
つまり、フルフェイスのヘルメットであれば上記の条件を満たすことが無いので、どの条件も叶えるコルク半が選ばれます。
コルク半が高額で取引されている為
コルク半のヘルメットがフリマサイト等にて高額で取引されている為です。
今はコルク半風として2,000円ぐらいから安価に購入することができますが、コルク半は高価な物として扱われています。
コルク半風とコルク半の違い
コルク半風とコルク半は見た目は全く同じですが、ヘルメット内のクッション材が異なります。
コルク半風は発泡スチロール、コルク半は本物のコルクが使用されています。
コルク半風は半ヘルとも呼ばれます。
コルク材を使用しているヘルメットはかなり高価で、価格の幅はありますが6,000円〜数万円する様な物があります。
コルク半メーカーでカスタム塗装品を購入しようとすれば2万円程したりもします。
高額取引されるコルク半ヘルメットブランド
現在は既に廃業されているのですが、「立花ヘルメット」の作ったヘルメットがフリマサイト等で高額取引をされています。
その価格は10万円を超える物も存在する程人気なブランドです。
最後に
ここでは、コルク狩りはなぜ起こるのか理由について見ていきました。
コルク半を被っているとコルク狩りに合う可能性があるので気を付けたいですよね。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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